合奏の魅力は、複数の音が重なり合うことで生まれる一体感や高揚感にある。
しかしそれは、一見すると楽器演奏者にしか分かりづらいものでもある。
特にロックというジャンルでは、ボーカルは「個」として立ち、目立つ存在であることが 前提とされがちである。
そのため、歌う人が合奏の中で孤立してしまう場面も少なくない。
千のRockYou!!では、歌をそのような位置づけでは捉えていない。
「歌は、誰もが持っている世界にひとつだけの楽器である。」
特別な技術や訓練がなくても、自分の声を使って音を出し、音を重ねることができる。
その意味で、歌もまた合奏の一部であり、楽器と同じように音を合わせる喜びを持っている。
千のRockYou!!は、歌う人にも「合奏する」という体験をしてほしいという思いから始まっている。
歌を通して、誰かと音を合わせること。 自分の声が、全体の音の一部として響いていることを感じること。
その体験に触れた参加者の多くが、繰り返し千のRockYou!!に足を運び、合奏の場に戻ってきている。
この考え方は、ROCKUSの活動の中でも具体的な形として実践されている。